古今、エネルギー切れの夜
エネルギーがぶっつりと切れた。
前提として、わたしは実家暮らしだ。
長年過ごしてきたこの部屋を思いっきり変えよう!と計画を立てたのは昨年末。
そしてついにその時がきた。のがこの間。
この1週間で木製のクソ重タンスとクソ重デスクを手放し、そこから始まる大掃除。その勢いのまま翌日には社会復帰のためのリワークセンターに行ってきた。帰宅後はPCの配線も。
アドレナリンはドバドバ。腰はちょっと危なかった。
それでも、わたしは頑張ったのだからオールオッケー!とか思ったり。
そして3月4日の夜、わたしのエネルギーはきれた。
いわゆる、赤ちゃんの眠いけど元気で眠れないからグズる、の大人版になってしまった。
余談だがわたしはグズらなかったタイプである。そのかわり中々寝付かない。
それなのに成人してからとは、おお つるこよ 情けない。
1時間ほど親に程よく放置され、わたしも満足するまでグズって風呂に入ってから気づいた。
……もしかして、わたし今体力だけゼロ?
そりゃそうだ。仕事を休み始めてからの運動量、精神力の負荷は減っている。
ましてや運動量なんぞ、成人してからは自動的に減っていくシステムなのが人間だ。
妙に納得してしまった。だけどエネルギー切れは続く。
そして今。
こうやってスマホで打ち込んでいるのだが、正直、なにもやる気が出ない。
というか全部どうでもいいや、みたいな投げやりな気持ちがちょっとある。
……もしかして、わたし今精神力もゼロ?
つまりドラクエならHP:0、MP:0。
いやいや棺桶に入って運搬されてるじゃん。
教会までズルズル引きずられるやつじゃん。
現実だと布団に入ったまま。思ったより広くなったと錯覚する部屋を背景に指先しか動かせない。
でもこれには覚えがある。仕事休み始めたころの虚無ボディだ。
ただひとつだけ違うとすれば、精神は変に落ち込んでいないということだ。
多分薬で成分ドバドバさせてるのもあるんだろうけど、開き直った状態に近い。
明日日曜日だし〜〜〜こんなご時世でさ〜〜〜予定もクソもないしさ〜〜〜いいんじゃないかな〜〜虚無感と添い寝してもさ〜〜〜
薬を飲む前だったら確実に、自分はダメ人間でどうして身体が動かなくてしんどくって対処できないし、しにたい、のワンセットがあった。
今はそれすら懐かしい。
(時々最後の4文字の感情が出てくるけど、それは元気がある時にまたブログにしようと思う)
エネルギーが切れた夜だけでこんなにも気分が違うのか、とちょっと安心した。
夜が少しだけ生きやすくなった気がする。